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呉市の塗装店

塗装工事にブランドネームは不要

ブランドネーム(知名度がある大型店)=下請け、孫請けの仕事

塗装工事を依頼する際に、絶対に塗装屋では無い会社なんだけど、そういう会社に依頼するお客様は未だ多いし、これからも無くならないと思います。
例えば、全国展開の大型電化ショップ・大型量販店・ハウスメーカー・全国展開のリフォーム会社などです。
こういった所には、普段よく足を運ぶし、耳にするので知名度はあり、塗装の依頼も積極的に受注しようとしがちですが、はっきり申しますと、塗装業を本業としている会社では決してありません。ですから、このような大会社に依頼するという事は、完全に下請け業者に依頼する形になってしまうわけです。大型電化ショップやハウスメーカーなどに依頼すれば、下請けのさらに下の、孫請けの職人が来て仕事をしている事になります。

同じ下請けでも、大きな会社と工務店のような個人店では違って当然

昔ながらの工務店は少なくなってきましたが、町の小さな大工さんとかいますよね?そういう方々に塗装を依頼されるのは、一昔前のケースで多い話でしたが、そういう形の依頼も大工さんが直接塗装工事をするわけでは無いので、必ず付き合いのある塗装屋に依頼しているのです。これも下請け依頼には変わりはないです。ただ、町の工務店は、地域密着で何十年と店を構え、かつ少人数で経営されてるのが一般的です。なので、そういう会社の下請けとして塗装職人が仕事するとしても、意外と良心的な内容で施工させてくれたり、お客様にも膨大な費用を負担頂くようなケースは、あまり無いのが一般的です。余程悪徳な会社があれば話は別ですが、そんな会社が何十年も地域密着はできないでしょう。

これが、大型電化店やハウスメーカーになると、そういうわけにはいきません。社員は数千~数万人、店舗代やCM代、そういった色んな経費が必要になるので、儲け率が少なくてはやっていけません。なので、大きい会社への依頼と、工務店のような個人店への依頼では、同じ下請け委託の形でも、利益のパーセンテージが確実に違うので、お客様への提案の金額も大きくなります。また、経費分高いだけなら、まだ納得がいくかもしれませんが、末端で働く職人は、厳しい条件で仕事しているのがほとんどであります。
お客様が、大型電化店で塗装の見積を依頼すれば、その金額の内訳には、項目としては書かれていないけど、こういった経費が含んでいる事は知っておいて損は無いと思います。

保証書はパフォーマンスであり、問題があれば対応するのは常識!!

上記のような背景を知っていれば、ほとんどの人はまず、マージン取られるのはバカバカしいと思い、直接施工の塗装店や、せめて地域の工務店を頼ったりという考えになるかと思いますが、それでも大型電化店や大手の会社の方が安心感があると思われる方もいらっしゃいます。
その理由の多くは、大きな会社なら潰れる事が無い / 保証もしっかりしてそう / 高く支払っても明らかに変な仕事はしないだろう・・・・という心理からだと思います。
この3点について、少し私なりの講釈を垂れさせて頂きます。

●大型店の潰れる潰れないという意味では、一見安心感はあります。でも、地域からその店舗が撤退し、何かあっても隣町まで行かないと・・・みたいな事はあるかと思います。ある意味大きな会社の方が、そういう意味ではかなりシビアです。また、もし問題が多く発生し、利益が大して出ない事業と判断すれば「塗装部門はもう辞めたんですよ。」という事も無いとは言えないと思います。

●次に保証についてですが、保証とはなんぞや?という事をよく考えて下さい。当店でも保証はございますが、それは当たり前の事を当たり前に対応する事を形にしているだけです。例えば、塗装数年後に塗膜が剥がれてきたとするなら、それに対し無料で対応する。それは当然の事です。それは、大型店だろうと、個人店であろうと、普通の会社なら対応してくれるというものであります。
また現在は、ダブル保障、トリプル保証等と色々と武装しがちな会社も多くありますが、これだけ保証があるから安心でしょ!という心理を逆手に取ったパフォーマンス以外の何物でもありません。
例えば、一部の塗料メーカーによれば、ある勉強会に参加すれば、塗膜保証という物を塗料メーカーからも出します。と言います。要はダブル保障になるメリットを塗装屋に提案してくるわけです。ただ、その保証年数を見て私は、「その年数内なら問題起こらんでしょ!?」と聞くと、「まあ、絶対に問題が出ない年数だから保証できるんです」という回答が返ってきます。メーカー等の保証というのは、その程度の絶対安心の上での保障に過ぎません。逆に、保証ばかりを謳う会社であれば、仕事の提案もシンプルでただ塗り替えるだけの提案しかしないかもしれません。そういう無難な施工である方が、問題が起こる確率が減るからです。

●最後に、変な仕事はしないだろう的な心理についてになります。少し前置きですが、私も一時期、多くの個人塗装店が集まる団体に入会してまして、その団体として、大手電化店の下請けの仕事をさせてもらえる立場に立った事があるので言いますが、内情は様々です。要は、色々あるという事です。
私がその団体に入っていて思った事なのですが、大きな団体になればなるほど、その中の細部まで目が行き届く事は、100%あり得ないからです。いくら同じ志の元に集まったというような綺麗言を言ってはみても、その思い通りに事は進まないものです。
大手電化店の下請けの仕事を、その団体で請け負い始めた時でも、問題が色々と出ていたようです。結局当店は大型電化店の仕事は一回もしないうちに退会はしましたが、思うに、普段どの塗装店が、どのくらいのレベルの仕事をしてるかも把握してないのに、そんな色んな畑で育った塗装屋を統率し、理想論に当てはめて仕事するだけでは、大雑把過ぎて無理があります。それを可能というなら、ある意味こだわりが無いから言えるだけの事です。例え、施工方法は同じで機械的に統率しても、それだけでは仕事の質が良い悪いはバラバラです。そんな単純な仕事なら苦労はしていません。ですから、大型電化店で依頼されたとしても、当たり外れがあるのは当然の事で、そういう条件下にある仕事でも、果たして安心と言いきれるのだろうか?と私なら思ってしまいます。