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呉市の塗装店
2020-01-28

塗膜が剥がれていたモニエル瓦を施工し、一年後の結果

一昨年の最後に施工した現場、つまり約一年前の現場の話です。

モニエル瓦のお宅で、以前の塗装屋さんの施工に問題があった事で、屋根の塗膜が剥がれまくりの現場でした。モニエル瓦とは、非常に多くのお宅で採用されている瓦なのですが、この瓦の塗装には、モニエル瓦専用の仕様で施工しなければ、塗膜が剥がれるリスクが非常に高い屋根瓦なのです。

そんな状態からの塗り替えを当店が約1年前に施工させて頂き、先日一年ぶりの結果を見に行きました。経過ごとに紹介してます。

●見積段階の瓦の状態

このように前回施工された業者の塗膜が剥がれまくりであったわけです。

写真をクリックするとアップになります。

ここまでの状態の物は、初めて見ました。

見積の時は、さてどうしましょうか・・・・削るしかないっしょ!!という気持ちでした。

●工事に入っての作業状況

全面をサンダーでケレン。剥がれかかった部分や、見た目ではわからない脆弱な部分が多く、それを飛ばすためです。やっていて、自分の見積がかなり甘かったと分かりました。かといって、できる限りはやらんと・・・という葛藤もあり、結局削りだけで10人工はかかりました。さすがに屋根の下処理だけにこれ以上の手間は掛けれない所までやって、キリはつけました。基本的に、剥がれるなんてもんではないです。逆に剥がそうと思えば、どこまでも剥がれるが、塗膜を完全に剥がすとしたら、たぶん1か月くらいかかりそうです。カーブした部分は満遍なく当てれない上に、サンダーの刃はすぐにダメになる。粉じんは凄いし、剥がれた部分と、そうでない部分の境目は微妙だし・・・・みたいな感じでできる限りは行いました。施主様も心配そうに、そんなに何日も削らんでいいよと声を掛けて頂きましたが、キリはつけて下のような感じです。念のため、今後再び剥がれる可能性はゼロではないという事は伝えておきました。

2階屋根はこんな感じです。やっていて思いました。こんな手間を入れても、剥がしきれないなら、経年劣化でほぼ塗膜が剥がれきるまで、いっそ屋根に手を入れない方が、いいのでは?という事です。元も子もない話だけど、カラーベストみたいな平板系の素材でないのですから、それもありだと思うわけです。

コンプレッサーを回して、エアーでホコリを除去。

下屋根もこんな感じです。
塗装屋によっては、適当にサンダー当てて、こりゃダメですね。で終了する会社もあるでしょう。または最初の見積段階で手の尽くしようが無いと判断し、取り換えましょう。と言うドライな塗装屋も多いでしょう。
当店はそんな営業的な感じでは無いので、塗装でできる可能性がある限りは、できる限りの事はしています。
そんな上で施工し、一年後です。

●施工して1年目の状況

全く剥がれてませんでした。

屋根に上がって、歩き回ってみましたが、塗膜もしっかり密着していて、異常なしです。

削った為、部分的にガタガタ感は残りはします。
あの暑い夏場を超えて、これなら今後もおそらく問題無いだろうと思います。

サンダーでの削りの甲斐がありました。
また次回は、3年後くらいの経過を見てみたいと思います。