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呉市の塗装店

塗装業界と価格について

塗装業界について・・・(自社施工店と、そうでない会社との違い)

建築塗装業界は、施工店の数よりも、明らかに依頼を請け負う窓口が多いと言えます。

それはどういう事なのか?

お客様であるあなたが、塗装の依頼をしようと思えば、
リフォーム会社・塗装営業会社(自社職人を抱えていない塗装店または会社)・大手建設会社・ハウスメーカー・工務店・ホームセンター・大型電化店・塗装とは別業種の会社・その他・・・・・などと、こういったあらゆる所で、塗り替えをする事ができます。

しかし、上で例として挙げた会社には、自社施工の会社はありません。つまり、元請け会社としての窓口の役目をしているだけで、会社に塗装職人がいるわけではないという事になります。
分かり易く言いますと、施工店では無い会社が、お客様から依頼は受けるけど、実際に施工するのは別の塗装職人がいる会社であるという事になります。
下記に分かり易く説明致します。

(依頼先が、自社施工店とそうでない場合との違い)

お客様の依頼先 中間業者となる会社 実際に施工する会社
ハウスメーカーの場合 ハウスメーカー(元請)⇒ 塗料メーカー(下請け)⇒ 自社施工店(孫請け)
リフォーム会社の場合 リフォーム会社(元請)⇒ 自社施工店(下請け)
塗装営業会社の場合 塗装営業会社 (元請)⇒ 自社施工店(下請け)
ホームセンターの場合 ホームセンター(元請)⇒ 自社施工店(下請け)
自社施工店の場合 (中間業者がいない) 自社施工店(直営)

これは一例ですが、見てお分かる頂ける通り、お客様がどこに依頼しても、最終的に施工するのは自社施工の塗装店になるのがお分かり頂けるかと思います。
ここで、あえて自社施工店という言い方をしたのは、塗装店と名乗っていても、自社施工でない会社もたくさんあるからです。つまり、塗装屋から、別の塗装屋に依頼するというパターンもあったりするわけで、それらは上の表で言いますと、「塗装営業会社の場合」のパターンに近い物があります。
因みに当店は、自社施工店ですので、表の一番下の項目の、中間業者が一切いない直営施工となります。

(中間業者を間に挟むほど、費用は上がるし、施工店は細かい事に目をつぶるようになる)
ハウスメーカーの場合は、一次下請けが塗料メーカーである事がほとんどで、施工店は孫請け(2次下請け)となるわけです。さらに、ここに載せていない例はたくさんございまして、場合によっては孫請けのさらに下の、曾孫請け(3次下請け)という場合もあったりするわけです。このように、別会社に依頼する形になればなるほど、それぞれの会社の利益確保は多くなりますので、一番肝心な施工店には旨味がほぼなく、必然的に仕事の質が下がって当然と言えます。世の中の、どの業界や会社にも言える事ですが、例え、「赤字覚悟」と謳っていても、そこには儲かる勝算があるから、そう謳うだけであって、確実に赤字になる事が前提で仕事をする業者はいません。だから、旨味が明らかに無い立場でも、その中で少しでも儲けに繋げれるやり方を施工店はせざるを得なくなるわけです。そうなると結局そのしわ寄せを受けるのは、お客様なわけです。

(相見積を取るなら、知っておくべきこと)

なぜ、上記のような表を作ってまでご説明するのか?と申しますと、今の世の中はやたらと、「相見積は何社か取りましょう」という事は謳いますが、それは見積依頼先のそもそもの形態(仕組み)が、バラバラ同士だと意味が無いという現実を、知らないお客様が多いからです。

人間の心理で、「一社だとぼったくられたくないだろうか?」という考えを持つことは分からなくはないです。それならせいぜい自社施工店に2社~3社程度見積もってもらえば、大体納得のいく会社というのは、見つかる場合がほとんどであるかと思います。ですがもし、見積を数社取った先が仮に、ハウスメーカー・リフォーム会社・塗装営業会社・自社施工店の4社だったとしましょう。上の表を見て頂くと分かりますが、これですと、孫請け依頼の会社が1社・下請け依頼の会社が2社・自社施工店が1社となるわけで、4社全ての会社が仮に同じ仕様で、同じ仕事内容の見積を提出している事を前提とするなら、一番費用が高いのは、ハウスメーカーで、一番安いのは自社施工店であるのは、依頼する前から目に見えています。

その中で、値段が安い・高いを語るのは、全く意味が無い事と言えます。実際に現実はもっと複雑で、全ての業者が同じ仕事内容という事は決して無いですし、材料や内容もバラバラわけで、色んなパフォーマンスをする会社もいるわけですから、依頼する軸がそもそもぶれていては、業者選びはフィーリング以外の何物でもないと言えます。

 

塗装工事価格について

塗装工事金額の一般的な内訳を申し上げますと、材料代2割前後、足場代2割前後、その他が施工手間や利益等、これが常識です。
つまり、塗装店はお客様に提出した金額の大体6割の中で、職人手間や、会社運営費、税金等を賄っている事になります。これは決して、全体の塗装工事をするのに余裕がある仕事をしていられる割合ではありません。それを感じるのは、当店も塗装工事の際に、どうしても別分野の専門職を必要とする時があったりします。その際に思う事ですが、どう考えても、そちらの方が旨味があるな~と感じてならない事が多々あります。そう比較して思うくらい、塗装工事とは、一見大きな金額に見えるけど、シビアな仕事だと考えています。

20年ほど前は、モルタルの建物ばかりが主流で、一軒あたり外壁の塗り替えで、リシンやスキンといった安価な材料で、吹付け中心、雨樋や付帯部分も全て塗装して、70~80万くらいというのが相場でした。そのくらいでも、十分な儲けがある時代でした。しかし、近年では、塗料も様々で全体の物価も上がっており、施工方法も手塗り中心で一軒あたりの施工スピードも遅い、それなのに業界の広告やインターネット上には、一見、20年前と変わらない価格で、まずお客様を釣ろうという考えの物もあり、そういう情報がお客様に誤解を招き、価格の相場が曖昧化してきています。よくチラシで、一見お得に思える物はございますが、結局よく見たら、そんな小さいサイズの建物は無い裏付けが記載されていたり、詳しい内容まで記載されていない事が多いです。

では、実際はどのくらいの価格が一般的なのだろうか?

当店のような少人数の直営店(自社施工店)であれば、一般的な大きさの建物で、建物の事を考えた外壁塗装(洗浄や下地処理、足場等含む)+付帯部位も塗装する条件で、90万前後~の仕事が多いです。もちろん内容次第でして、それ以下の金額にしかならない建物もあったり、もっと安くなる仕様もございますが、あくまでも建物の事を考えた仕様ですと、このくらいの費用からの仕事が多いです。
基本的に、塗装工事は建物を見ずに、価格算出はできない仕事ですし、現在は仕様も様々なので、価格という物が決まっているわけではありません。建物の下地が難しい現場であればあるほど、塗装屋の考えで、値段差が出てくる物でもあります。また、価格というのは、運営する会社の規模にもより、変わってきます。つまり、大きな会社であればある程、会社運営の為の利益は当然必要になってきますので、少し高めの設定になる会社も多いはずです。

どちらにせよ、塗装工事に関しましては、現場で計測をする事と、お客様が何を最優先に考えるのか?の話し合いをしなければ、仕様も、金額も出せませんので、まずは見積も無料で行っていますし、お気軽にご利用頂ければと思います。

 

坪数では壁面積が算出できない理由

建物を計測するのには、建て坪と壁の㎡数は異なるという理由もございます。下の図が単純な分かり易い例です。

坪数 面積

同じ30坪でも、正方形と長方形の建物では、壁の長さが10mも違います。

さらに、壁の高さがどちらも3mであれば、壁が10m長い長方形の建物は30㎡も壁面積が広くなります。30㎡違えば、上塗り材だけでも塗料缶が正方形よりも1缶は多く必要になってきます。実際の建物は、このように単純な形状では無いので、見積はもっと複雑です。よって、坪数で外壁面積を判断することができず、最低限、壁面積の算出は必要になってきます。また、壁面積が分かっても、下地状態の把握や施工しやすいかどうか?も様々なので、どちらにせよ、現場での調査というのは、必要と言えます。