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呉市の塗装店

多彩模様仕上げの塗り替え

サイディング外壁にむいている、多彩模様塗料による施工をご紹介します。
サイディング外壁の場合は、色を着色するだけの施工が主ではありますが、それよりも少し雰囲気の違う塗装をお考えの方に、お勧めの仕上げです。


このようなサイディングの建物を塗り替えていきます。


近くで見ると、このようなブロック調のサイディング外壁で、現在は小さな粒が見えて、既存は決して一色塗りの壁ではなく、ブロック目地も色が違います。普通に塗装してしまうと目地部も壁面も一色になるので、雰囲気はガラッと変わってしまいます。余談ですが、上くらいの凹凸の深いサイディングですと、目地と壁面で塗り分けも可能ですが、かなり手間ではあります。
因みに、一色塗りしてしまうと、下の写真のような感じです。

塗り替え前の壁面が・・・・

こういう感じです。目地も一色になりますが、塗装は色を自由に選択できるので、建物の雰囲気を全く別の物に変える事もできます。

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別の建物です。アップの一部だけを見ると、こんな感じです。もう少し離れてみます。

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離れてみると良い感じですよね。付帯部位を塗ると、イメージが大きく変わってきます。

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同じ現場でもう一枚です。この建物のように、胴差しがある場合は、上下で塗り分けも可能です。すると、一色でべた~っと塗るだけの仕上げでも、イメージが変わってきます。因みに、下の写真は塗り分けを行った建物です。

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こんな感じです。上下の見切となる胴差がある事で、色分けができ、柔らかい雰囲気の建物に見えます。

この建物は、濃い色を上にした塗り分けです。軒天が白なので、そこまで重たい雰囲気にならず、いい感じです。次は、胴差が無いタイプを、下の写真にてご紹介します。

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こういう建物です。もちろん一色塗りでもシンプルできれいです。こういう胴差しが無いタイプの建物ですと、上下の塗り分けは難しいし、無理矢理行うと違和感があります。因みに、塗料の艶が嫌いという人には、艶が控えめな材料もありますので、そういう材料での塗り替えも可能です。


胴差が無いタイプの建物ですと、壁が折れ曲がった部分で塗り分けしてみるのも面白いです。こういう塗り分けもいい感じですよね。
そして、このページでご紹介する多彩模様仕上げとは、また一味違った感じの塗り替えです。

こちらが多彩模様仕上げです。この材料は日本ペイントの水性ペリアートという商品を使った仕上げです。これだけでは、なかなか雰囲気は分かりにくいと思いますので離れてみます。
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どうでしょうか!!写真ではこの質感は分かりにくいと思いますが、軒天の白と、外壁面の多彩模様塗料の組み合わせで、建物の雰囲気がガラッと変わりますし、塗装一色よりもなんとなく重厚感もでてきて、こちらもいい感じです。では、この多彩模様塗装を行うという事で、下記に施工中をご紹介していきます。関西ペイントの水性ゾラコートEXにて施工の例です。!!文章まで読んでると、かなり長いので、お気軽にご覧下さい。

 

足場仮設・飛散防止シート取り付け


まずは足場仮設です。自社で組んだ単管棚板足場です。
サイディング外壁の場合は、クサビ式足場を業者にお願いする事が多いのですが、敷地の間隔が狭かったり、カーポートなどがある場合は、クサビ式ですとあらかじめポリカーボネートを外しておかないといけなかったり、仮設方法に融通が利かない部分があるので、自社で仮設するか、単管棚板足場を組んでくれる業者にお願いする事が多いです。


裏側はこういう感じです。かなりの本数を使いましたが、丸1日と少しくらいで組み終わりました。


飛散防止シートを取り付けます。この度は、吹き付け工法の為、目の細かい青いブルーシートを張りました。本格的に吹き付けする時は、もっとシートを張って作業します。ブルーシートは最近の白いメッシュシートよりも遥かに良いのですが、白いメッシュシートの3倍近く高価なので、なかなか購入に手が出ません(^_^;)

高圧水洗浄


では、いつも通りガソリン駆動の機械で150気圧の高圧洗浄開始です。
バイオ洗浄などが良いと思うお客様は、ご相談下さい。目に見える効果があるものでもないし、150気圧で十分コケも落とせますので、当店からはお勧めしていませんが、必要とされるなら可能です。


こんな感じで洗浄していきます。洗浄時は、この写真しかなかった(^_^;)
※因みに、高圧洗浄は雨の日でも行えます。
洗浄は、外壁の弱った塗膜を除去する作業なので、雨が降っていようがいまいが、関係なく作業できます。むしろ、雨の日の方が、ご近所が洗濯物を干してなかったり、騒音もそう気にならない場合もありますので、好都合の時もあります。

シーリング工事(下地処理)

洗浄後は、壁面のシーリング打ち替えを行っていきます。まずはカッターを入れてシーリングを除去していきます。今回は、壁面は打ち替えますが、窓廻りは非常に良好な状態でしたので、窓廻りは打ち増し対応にしました。
※窓廻りもシーリングの劣化が見られる場合は、打ち替えが必要です。因みに、打ち増しを行うには、ある程度打ち代が必要になります。
理想と言えば、壁面と窓廻りは全て打ち替えが良いのですが、窓廻りが良好な場合(シーリングが生きている場合)、剥がし取るのが非常に困難で、シーリング打ちを本職としている人間でさえも、良好な場合は、「剥がさない方が良い」と言います。剥がし取って打ち替えるという作業は、壁面はまだしも、サッシ廻りをきれいに剥がし取るのは、一般的なシーリングの単価設定では、ほぼ無理というレベルの話になります。それをきっちり剥がすなら、普通に剥がし取る手間以上の手間が必要になりますので、シーリングにこだわりたいという方は、ご相談下さい。


このように、既存のシーリングをカッターで剥がし取っていきます。


シーリングカット後は、上の写真のようにカットした凹の底面に青く見えるのが分かるかと思います。(緑のテープは、当店が貼った養生テープです。)青い物は、ボンドブレーカーという、シーリングが密着しないテープであり、その下にはステンレスのプレートがあるのです。ボンドブレーカーがありますと、凹にシーリングを打ち込んでも、奥側にはくっつかず左右2面にしか密着しません。これを2面接着と言います。
2面接着を行う理由は、シーリングが3面で引っ張られるよりも、左右の2面で引っ張られる方が力の分散が2方向で済むから、シーリングが裂けにくいという事で、このような仕組みになっているようです。サイディング壁だけでなく、プレキャストタイプのコンクリート住宅でも、こういった2面接着は採用されています。因みに、モルタル壁や一般的なコンクリート住宅等では、建物の仕組みが違いますので、3面接着が基本です。

サイディングの2面接着は常識ですが、たまにカッターでカットしても、なかなか剥ぎ取れない時があります。そういう場合はまずボンドブレーカーが入っていません。これが入ってるかどうかは、現場で実際で作業してみないと分からないのですが、そういう場合は、ボンドブレーカーを入れていく必要があります。透明なボンドブレーカーもあったりして、目で見ても入っていないように見える場合でも、ステンレスプレートをカッターでこすってみると、貼ってある事があります。よって、シーリング撤去時に剥がすのが困難でなければ、ボンドブレーカーは入っています。


シーリングをカットし、テープで養生したら、さっそくシーリングを打っていくんですが、その前にプライマーという物を塗布していきます。今回はサイディングのシーリングに、ノンブリードタイプのウレタンシーリングを使用する為、専用のウレタンプライマーを塗布していきます。サイディング外壁には、ウレタンシーリングもしくは、変性シリコンシーリングというシーリング材を使用するのが基本で、いずれもシーリングはノンブリードタイプである事と、低モジュラスという反発力の弱いタイプの物を使用しましょう。


刷毛にプライマーを含ませ、しっかり塗っていきます。
たっぷり塗るのは良いのですが、たっぷり塗りすぎて、下の水切りや、基礎などにプライマーを垂らすくらいまで塗るのは非常に困ります。プライマーの後が残ってたりする現場って、明らかにそれが分かるんです。だから、ボタボタ落ちない程度にしっかり塗っていきます。


この度は、窓廻りは打ち増ししていきます。因みに、サイディングの壁目地や窓廻りは、溶剤のシーリングが良いです。水性だとすぐに痩せてしまうので、大事な部分は水性シーリングはやめておくに限ります。

余談ですが、ウレタンシーリングは塗料との相性が非常に良好ですが、耐久性では、変性シリコンシーリングの方に分があります。
塗料との相性が良いというのは、シーリングの上に乗る塗料の食いつきが違うという事です。ウレタンシーリングの上に塗った塗料と、変性シリコンシーリングの上に塗った塗料とでは、ウレタンシーリングの上に塗った塗料の方が避けにくいです。ですが、シーリングの上に塗料を塗った所で、シーリングと塗料の伸縮は違うし、シーリングの打設の厚みに対し、塗料を塗った厚みなどは、いくらも無いので、やがてはシーリングの上の塗膜は避けてきます。また、シーリングの上に弾性塗料を塗った所で、いずれは結果は同じになります。

ウレタンシーリングは、基本的に化粧仕上げ(シーリングを打つだけで仕上がり)となるシーリングではなく、上に塗装が必要なシーリングなので、色の種類は豊富に無いのですが、変性シリコンシーリングは化粧仕上げとしても使用されるシーリング材なので、色の種類も豊富です。よって、塗装してシーリングの塗膜が避けたときの感じを、少しでも目立たなくするには、外壁と似たような色のシーリングを使用すれば目立たなくはなりますが、ぴったりは難しいので、あまり違和感の無いような色を選択してみるのが理想的には良いです。ただ、外壁を上下で塗り分ける場合に、シーリングも上と下で色をそれぞれ分けて欲しいと言われると、問題があります。塗料でもシーリングでも同じですが、色分けを行うという事は、材料代の半端もでるので、一色塗りの場合よりも半端分高くなりますし、それだけではなく、一度に一気に進める事ができない手間だって発生するものです。インターネット上で、色々と調べて机上で物事を語る世の中になってきていますが、現場で作業していると、そういった事でも手間仕事ですし、何より細かくシーリングの色の指定があれば、施工に入る前にも何度も打ち合わせしたりする事にもなりますので、この辺はある程度、塗装屋に任せて頂けると助かります。

 


窓廻りだけでなく、壁面の剥し取った部分にも、シーリングを充填していきます。


シーリングを打ったら、ヘラなどで押さえていきます。


スポンジ状のヘラも使ったりしていきます。


シーリングを打ち込むとこんな感じです。
軒天と壁面取り合いにもシーリングが打ち込まれている建物でしたので、この度も新たにシーリングを打ち増ししています。軒天にシーリングを使用している建物でも、キワは打つ必要が無いという業者もいるみたいですが、シーリングがある部分は普通は打ち込んでおくに限りますし、何より打った方が軒天のラインがきれいに出るので、当店ではそうしています。


よくあるのが、このようなシーリングの上に雨樋の金具を設置している場合なのですが、こういう場合は、雨樋をずらして打ち替えを行います。


こういう感じです。
雨樋がガチガチに固定してあって、金具を外しても動かない場合は、雨樋の根元をカットして、工事完了後に結合部材を使用し、復旧という場合もあります。壁面や窓廻りのシーリング打ちが完了したら、乾燥させます。暖かい時期は1日、よく置いても2日待てば全く問題ないですが、寒くなってくると、もっと時間が掛かる事があります。

次に、サイディング壁とサイディング壁の張り合わせの隙間にもシーリングを充填していきます。この作業は、外壁塗装の下塗り材で厚膜の物(専用フィラー)を使用する場合は、塗装完了後に行いますが、今回は一発勝負の多彩模様仕上げですし、下塗り材にはフィラーではなく、シーラーを使用するので、あらかじめ粗となる部分は埋めておきます。


こういう隙間部分の事です。こういう所から、水が入る事は無いので新築時は打っていない物ですが、塗装するとこういった隙間が目立ってきます。


よって、シーリングを打っていきます。今回は、下塗り材がべしゃべしゃな液体状であるシーラーなので、シーラーではこのような隙間は一切埋まらないからです。


そして、スポンジでぐ~っと押し込んでいきます。


こういった部分を気にする塗装屋もいれば、全く気にしない業者もいますし、予算が無いのでそこまでできない等、色んな業者、または仕事内訳(事情)があるのです。


打ち込んだ箇所です。写真で分かりますでしょうか?


以上で、シーリング工事が完了しましたので、その他の処理を行っていきます。

付帯部位の下処理


こちらは、ベランダのあった物干し金物です。鉄素材でしたので、取り外し、サンドペーパーで目あらしを行い、エポキシ錆止めを塗っておきました。外壁塗装完了後に、仕上げ塗りを行い、元の位置に取り付けます。


あと、こんなネジの部分もステンレス製で密着が悪い部分でもあるので、念の為エポキシ錆止めを塗っておきます。


土台水切りをエポキシ錆止め塗りです。
この部分は、写真のようにガルバリウム素材の場合がほとんどで、ほぼ錆びる部分ではありません。だから、塗料を密着をさせる為だけに、下処理段階では、目あらしを行い、エポキシ錆止めを塗っておきます。その他は、窓上の庇や、ベランダの笠木も、ガルバリウムでしたので、同様の処理を行っています。


釘穴の明らかに目立つ部分だけは、パテ処理を行いました。


上の写真は何か分からないと思われますが、配管の留め金具が鉄で錆びていたので、ステンレス製に変える為に取り外しました。


そして、軒裏の塗装後(白い所)です。
こういう箇所は、艶消し防カビ系アクリル塗料(関西ペイント セラマイルド)の2回塗りします。この段階で、先に2回塗って仕上げておきました。こういう軒裏も、壁と同色にしても問題無いですが、基本はこういう場合は、各メーカーにある艶消し防カビ塗料を塗るのがセオリーです。紫外線の影響を直接受ける部分ではないので、軒裏にこだわった材料を使用する意味も無いからです。今回のような外壁に多彩模様塗装ではなく、一色塗りの施工であるなら、軒天も外壁と一緒の材料で塗ってしまうのもありと言えばありですが、一色塗りの場合でも、軒天は色分けした方が建物に立体感が出るので、その方が良い気がします。同色なら、軒天を塗る為の日も気にせず、一気に養生をして外壁と軒天を塗装できるし、軒天のラインの事も気にする必要がありませんが、その場合は、軒天にもシーラー塗りが必要になります。

付帯部位につきましては、普通に塗料を塗るだけなら、一番最後に塗装するのですが、今回は多彩模様という一発勝負の仕上げの為、後から付帯を塗装して壁を汚すわけにはいかないので、先に塗装しておいた方が良い部分は、塗っておきます。


破風と軒裏を塗装するとこのような感じになります。
破風(黒く塗った部分)は、木であったり、サイディングでは石膏ボードのような材質の場合が多いですが、どちらにせよこういう箇所は大抵2回塗っても、色の留まりが悪い場合は、2回塗りの見積仕様でも、現場で3回塗りする事もあります。
当店は、下請けで仕事をしているわけではないので、機械的に業務をこなすのではなく、考えた上でより良くなるよう現場で工夫しています。

養生


外壁の下処理や、部位の塗装が完了したので、養生を行っていきます。


吹き付け工法の場合は、このように外構のブロック塀やその他部位に、飛散しないような養生が必要です。手塗りで色を塗るだけなら、隣、近所に気を遣った養生を行う必要は、ほぼ無いですが、吹き付け工法の場合、飛散を考えた養生を行う必要がある為、手塗りよりも養生に時間が掛かります。また、シートとシートの隙間は、シートを二重に重ねたり、結束線で縛ったりと、飛散が起きにくいように配慮していきます。近隣の車に車カバーを被せたりした方が良い場合は、当然そのような配慮も行います。
吹付けとは言いましても、今回は水性の塗料だから、それほど飛散を恐れる必要はないです。水性ではなく、弱溶剤を吹き付けする場合は、当店では余程の環境でない限りは、まず行わないようにしています。それほど弱溶剤は、飛散力が激しいからです。


外から見てもお分かり頂けるように、シートの重ねようが最初と違うのが分かるかと思います。それにしても、当店のブルーシートは、クレーター(穴)が多くてもう限界ですね(笑)

外壁塗装

いよいよ、外壁塗装開始です。
この度の多彩模様仕上げは、基本的に吹き付けで行う施工になります。手塗りでも可能なタイプもありますが、メーカー曰く、手塗りでは吹き付け工法で行った場合ほど、きれいには仕上がらないとの事です。まずは、下塗りのシーラー塗りです。エアレスという機械で、シーラーを吹き付けていきます。


外壁塗装では、必ず下塗りが必要になり、その下塗りの選択肢は大きく分けて、シーラーかフィラーのどちらかしかありません。もちろん、シーラーにも様々な商品があり、フィラーにも様々な商品があります。今回は、一般的な浸透型シーラーを使用します。


シーラーは壁の吸い込みを抑える材料です。それにより、塗料の密着を高める効果があります。シーラー乾燥後は、多彩模様塗料の一回目を吹いて行きます。


この度使用する材料は、関西ペイントのゾラコートEXという多彩模様塗料です。樹脂はシリコンです。多彩模様塗料は、その他塗料メーカーにもありますが、ウレタンタイプかシリコンタイプしかなく、ほとんどがシリコン塗料の商品しかないはずです。このゾラコートEXは、最高峰のシリコン樹脂で意匠性もある材料のようです。


多彩模様塗料は、普通の塗料を塗るのとは違い、1回目はベースとなる色を塗っていき、2回目は模様を吹いていく仕上げです。まずは、ベースとなる色(ゾラコートEX 中塗り)を吹いて行きます。


関西ペイントの多彩模様塗料は、艶が無い商品なので、仕上がり感は上品です。艶のある多彩模様塗料も商品としてありますが、元々意匠性のある仕上がりですので、艶が無くても見栄えは十分です。


ベースとなる色を吹き付けた後です。


こんな感じです。この後、模様を吹き付けていきます。


模様となる材料のゾラコートEXです。


開缶してみると、液体の上に模様がプカプカ浮いています。この模様自体もシリコン樹脂を配合しているようなのです。


そして、こちらが、ゾラコートの模様付け専用の吹き付けの機械になります。


中塗りで着色した壁面に、模様を徐々につけていきます。


写真では分かりにくいと思い、youtube動画にてアップしてみました。


これは、壁のコーナーの部分です。左が中塗りまでの状態、そして右が模様付けを行った所です。このように雰囲気が変わって面白いと思います。


こういう感じに仕上がります。
最初に、吹き付けがお勧めだけど、手塗りでも可能な商品もあると書きましたが、手塗りで、多彩模様仕上げは止めておいた方が良いと思います。手塗りの場合は、コーナーは刷毛塗りとなり、平面部はローラーという施工となるので、このような模様を刷毛とローラーで使い分けて塗れば、その施工痕がバッチリ残るでしょうから、吹き付け程の均等な仕上がり感は、手塗りでは無理だと言えます。


この模様のように詰まった感じではなく、もっと模様を散らすだけのスカスカで吹けば、塗料代は結構抑えれるのは事実ですが、それじゃ意味が無いと思うのです。メーカーもこれくらいの詰まり具合で吹いて欲しいと言ってるんだから、そのように施工しています。とりあえず、外壁塗装は完了なので、養生を撤去していき、その他部位の仕上げを行っていきます。

付帯部位の仕上げ塗り・清掃・足場撤去


下地処理の段階でエポキシ錆止めまで塗っておいた所から、スタートです。サンドペーパーで、軽く目あらしを行い、ほこりを掃いてから、仕上げ塗りを行っていきます。


仕上げ塗り1回目です。密着性に優れる点を考えて、ウレタン塗料で塗装していきます。
外壁がシリコンだから、こういう部位もシリコンじゃないと嫌だ、と言う方には、シリコンで塗る事もできますが、ウレタンより滑るような感じがするんで、当店ではあえて付帯にシリコンは使っていません。その代わり、平均的なシリコン塗料よりも高価な、ウレタン塗料で施工しています。むしろ、付帯部位にシリコンで塗るくらいなら、フッ素の方が良いと当店は考えています。


雨樋は、当店の場合、目あらしを行い、密着バインダーという透明な材料を塗ってから、仕上げ塗りを行うようにしています。縦樋は、弱溶剤の塗料を塗って養生すると、養生のビニールがくっついてしまうので、このように外壁塗装完了後に塗装を行います。


胴差しの塗りです。最初に塗ってましたが、補修も含め、再度仕上げ塗りを行っていきます。


ベランダにあった、物干し金物は、シルバーで塗装しました。
(何か写真で見たら、一瞬トライアングルに見えますね(^_^;))


雨樋は、こんな感じで完了となります。


この部分はベランダの笠木で、1回目塗装後に、目あらしを行った後です。


そしてこれが2回目の塗りになります。


庇も最初に1回目の塗りを行った上に、再びサンドペーパーを当てて・・・・


ほこりを除去し、2回目の塗りです。


あと、当店は気づいたことはなるべく行うようにしていますので、こういったパイプのテープの状態が良くない部分の補修も行っておきました。


下地処理の段階で、鉄の金具を取り外していた部分を、ステンレス製に変えた写真です。


全ての塗りが完了後です。


土台水切りもこのような感じです。


自社で組んだ場合は、このように足場を半分撤去してから、塗装を行う部分もあります。その方が、足場撤去中のほこりが付着しないからです。また、塗り部分が多い家だと、塗った部分を傷付けないように配慮しながら、最後までできます。ただ、当店は足場業者ではないので、全ての建物を組む事はできません。だから、足場を業者にお願いする場合は、できる限り細かい事にも配慮してくれる業者に、依頼するようにしています。


以上で、意匠性と耐久性を兼ね備えた、塗装仕上げの完成です。

 

リンク

より詳しくは、下記のPDFページをご覧下さい。
関西ペイント 水性ゾラコートEX
日本ペイント 水性ペリアートUV