サイディング壁を塗り替えると、一色塗りになるのが基本です。ただ、サイディングにも、一色塗り以外の塗り替えも数通りございますので、ご紹介致します。
通常の一色塗りですと、下のような仕上がりになります。
サイディングには一般的に、何らかの凹凸面がございますので、一色塗りでも陰影がついて、見た目は普通にきれいです。
それ以外の方法が下記になります。(写真をクリックで、画面が大きくなります!!)
パターンその1・・・多彩模様塗装
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粒が散ったような壁面に塗り替えれるのが、この仕上げになります。基本は吹付工法になりますが、手塗りと組み合わせた工法ですと、さらに施工の幅は広がり、目地を塗り分けて、模様を散らすような塗り替えも可能です。 メーカーにより、粒の大きさも様々だったり、何色か粒が混ざったような仕上げ材もございます。耐久力も高い材料がほとんどです。 |
パターンその2・・・WB多彩仕上げ工法
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現在(2017年1月)では、左のような施工方法として、正式に販売しているのは、スズカファインのWB多彩仕上げ工法のみとなります。 この工法は、専用ローラーを使った施工方法で、仕上げに専用のクリヤー塗りまでを行う4回塗り~の施工となります。 高価な仕上げにはなりますが、耐久力も意匠性も高い仕上げです。 詳しくは、WB多彩仕上げのページにて |
パターンその3・・・塗り分けを行う
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一色塗りには違いないですが、建物の見切りの良い部分で、色違いの材料を仕様する事で、建物の印象を変える事ができるのが、塗り分けパターンです。一般的には、左の写真のように、上下で塗り分けが基本ですが、縦で塗り分けを行ったり、アクセントになるように塗り分けたりと、バリエーションは幅広い。 |
パターンその4・・・目地部と表面部を塗り分ける
写真撮影後、公開します。 | パターン2と似ていますが、レンガ調のサイディング壁ですと、凹凸面の深い部分と、表面の部分で色を塗り分けという事も可能になります。 但し、施工としては、パターン3の塗り分け方法よりも手間が掛かる仕上げと言えます。 |
パターンその5・・・クリヤー仕上げを行う
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既存のサイディングの質感や模様を保護したい時にお勧めなのが、クリヤー仕上げです。 但し、クリヤー仕上げは、本当に劣化がまだ見られないような、早い段階で行わなければ、意味が無いとも言える施工でして、施工する際にも色んな条件があります。 耐久力を求めるなら、クリヤーよりも着色する塗装をお勧めします。 |