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呉市の塗装店
2017-03-30

ウォールバリア多彩仕上げ工法の現場

WB多彩仕上げ工法による塗り替えです。


サイディングのシーリングを打ち替えた後の状態。
この度は、オートンイクシードという、オートンシーリングの最高峰のシーリング材を使用してみました。本当に異常なくらい伸びまくる(引っ張るとチューインガムのように伸びる)シーリング材でして、耐久力は20年!?と、カタログに書いてある商品ですが、性質はウレタン系なので、本当にそれで変性シリコンよりも持つかどうか?は時間しか解決してくれないと思います。値段も変性シリコンシーリング以上なので、シーリングのm単価は、変性シリコンシーリングの場合より少し上がりますが、ご希望の方には提案も可能です。


前置きが長くなりましたが、これが塗装前のサイディングです。
既存壁は一色ではないですが、普通に塗り替えてしまうと、壁が一色になってしまいます。今回はそうではなく、再びこんなイメージに仕上がる塗り替えを行います。全く同じではないですが、あまり違和感が無い感じに仕上がる塗装方法と言っておきましょう。

その前にする事があります。

サイディングが凍解爆裂が起こっている影響が見られます。洗浄したら、より悪い部分があらわになってきました。これらのあまりにも酷い個所に、パテ処理を行っておきます。


壁が浮いている部分もあり、そこにはビスを打ち込んでおきました。穴が開いていた部分や、大きな欠損部は専用のパテ材で補修を行いました。

次に今回使用する材料です!!


まずシーラーです。WB工法専用のシーラーも存在するのですが、サイディングが今風のタイプになっており、おそらくマイクロガード(セルフクリーニング)系の機能が備わっていると判断しました。それですとWBアート専用のシーラーは、マズイ!!と考え、最近主流のサイディングが何であれ密着する、下塗り材を使用!!弱溶剤2液エポキシの特殊なサイディング用シーラーです。菊水化学のSPパワーシーラーという材料です。


そしてこちらが、この度使用するWB多彩仕上げ工法の材料です。最後に専用クリヤーを塗るという手間の掛かる工法です。

まずシーラー塗りです。

今回は、白いシーラーを使用しました。透明タイプの方が今回は良かったのですが、あえて下塗りが見え易いという事で、白い物を選択しました。


シーラー塗り後の状態です。塗っている所を動画でも撮ったのですが、写真の方が落ち着いて見れるので、一番分かり易いショットで載せておきます。壁面が白い色で覆われました。

次に中塗りパート1といった所です。いわゆるベース塗りです。

こんな感じで塗っていきます。この材料は、1回で2回塗り分の膜厚が付くという内容の材料のはずですが、やはりメーカーがいう事は当てにならず、結局2回塗る事になりました。


このように、手塗りですと、何度ローラーを往復させても、この度のサイディングのような下地がつるっとした物の上には、ローラーが滑るだけで、小さな線みたいに下地が透けるわけです。吹付けなら、霧状のカーテンのように被せる事ができるので、こういう事は起こらないのですが、ローラーは下地に対し摩擦で塗る感じなので、素材により塗料の付き加減が違ってくるんです。儲けに走るだけの業者なら、このままでも気にしないでしょうが、当店ではこれで次の工程というわけにはいきません。乾燥後に、もう一回塗っていきました。おかげで、WBアートのベースの材料に関しましては、追加発注する事になりました。


左がシーラー塗り後の状態。右が、ベースの色を塗った状態です。因みに、この工法は、3部艶仕上げですので、艶はほぼありません。一部県外では、この工法でさらに艶有はないのか?みたいな事を塗装屋からメーカーに希望しているらしいですが、「艶があったら、変じゃね!?」と個人的に思います(笑)


ベース塗り完了後の状態です。この時点で3回塗りですね。次に模様付けです。(斜めに撮影しているのと、光で反射して薄い色に見えますが、茶系の壁となってます。)

次の工程は、特殊なローラーを使用して施工する為、特許の関係でどのように作業しているか?を映してはいけない事になっています。とりあえず、下が模様付けの工程を行った後の状態です。


こんな感じに仕上がります。


正面から見たら、こんな感じです。かっこいいですよね。


作業の感じは、こんな感じに斜めにローラーを転がしていくのですが、ローラーが特殊!?(笑)なので、ここら辺までしかご説明できません。

壁のキワなどは、刷毛でいい感じに仕上げるしかないようです。
しかし、これで終わりではありません。
最後にクリヤーを塗っていくまでが、この仕上げとなります。

写真のWBアートSiクリヤーという材料を最後に塗っていきました。


せっかくの工法なのに、こんなローラーがぼけた写真しかない(-_-;) うちの母親の撮影が下手すぎるんでしょうがない(笑)


その他は、こんな感じです。このクリヤーを塗っても、写真上では見かけは分かりませんが、小さなゴマ粒が入ったような仕上がりになっています。壁を拡大したのが、下のような感じです。


ここまで近くで見て、やっと分かるくらいのゴマ粒なので、あってもなくてもよさそうな感じがするけど、これでWB多彩仕上げ工法の完成となります。