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呉市の塗装店

塗装仕上げについて

ここでは、外壁の塗装仕上げのパターンについてご説明していきます。
基本的には、塗装工事による外壁のパターンは、下記のどれかに当たります。もちろん、最近は塗料の種類も非常に多いので、下記に近いけど少し違うような物もございますが、基本的には下のような仕上げの分類に全て当てはまります。

骨材系の塗装仕上げについて

骨材系の塗装仕上げには、リシン・スキン・スタッコという仕上げがありますので、ご紹介していきます。
骨材系というのは、簡単に言いますと、液体の塗料を塗るだけではなく、石や軽量骨材などが混ぜ合わさった塗装仕上げの事を言います。
※クリックすると、さらに具体的な解説ページに飛びます。

リシン吹き仕上げ
007新築時に最も多い仕上げの一つです。
アクリル塗料と骨材を一緒に、壁面に吹き付ける事で可能となる薄付けの仕上げです。写真に見えるような骨材には、小さな石のタイプもあれば、軽量骨材など様々あります。アクリル塗料自体が弾性の物を、弾性リシンと呼んだりします。


スキン(セラミック)吹き仕上げ

008リシンと見間違えそうな仕上げですが、石の密集度が違います。スキンは、大理石などの細かな石の集合体の仕上げです。だから、リシン以上に塗料に石が多く、吹き付けると硬い壁面に仕上がります。細かな石の密集した壁なので、通気が良い塗装とも言われています。リシンより少し高価な塗装仕上げですが、苔などが付着し易く、汚れやすい欠点もあります。スキンは吹付塗装が中心の施工ですが、一部手塗りバージョンの材料もありますが、仕上がりは吹付けで行う方が圧倒的にきれいに仕上がります。

スタッコ吹き仕上げ
00613石灰に大理石・砂等を混ぜ合わせた物をスタッコと呼びます。
この塗装仕上げは、簡単に言うと、リシン塗装の厚付けバージョンのような仕上げです。リシン同様に昔からある塗装仕上げで、アクリル塗料の仕上げです。弾性タイプもあります。また、スタッコの押さえ仕上げの上にシリコン塗料を塗るエナメル仕上げもハウスメーカー最近は見かけます。耐久性は、10年くらいの仕上げですが、立地により20年くらい経過しても劣化したように感じない場合もあります。壁がかなりガタガタしている仕上げなので、次の塗り替え時に元のガタガタした塗膜が残り、別の仕上げを行っても、スタッコの凸凹の方が勝ってしまうので、きれいになりにくいというデメリットもあります。スタッコは、施工機会がなかなか無い仕上げで、今後施工する事があれば、ページを作成します。

塗料で覆う塗装仕上げについて

ここで説明するのは、壁面全体を塗料で覆ってしまうタイプの塗装仕上げです。骨材系のようなガタガタした感じではないです。
簡単に説明しますと、壁全体に塗料を塗って仕上げるので、塗料が乗り易いような下地作りも兼ね備えた仕上げと思って下さい。
具体的に言いますと、下地作りには下地調整材(タイルベースやフィラー等)というベースとなる材料にて模様(パターン)付けを行い下地を作ります。そして、仕上げ材に液体状の塗料(トップコート(アクリル系 又は、ウレタン系 又は、シリコン系 又は、フッ素系 等))を塗って仕上げるという複層型(工程を重ねて仕上げる)の塗装方法です。
こういう仕上げは、壁面の撥水機能や汚れの付きにくさでは、骨材系の仕上げよりも明らかに優れますが、壁全体が塗料(トップコート)剥き出しの仕上げなので、色褪せたり、艶が無くなると、いかにも劣化した印象を受けやすいです。もちろん、トップコートの選択肢次第で、耐久力も値段も様々ではあります。
塗料で覆う仕上げの主な3パターンをご紹介します。

タイル吹き仕上げ(ボンタイル)
DSCN5510吹付け工法による塗装仕上げで、昔からある施工方法です。
写真に見える玉状の模様は、タイルベースという下塗り材(下地調整材)を機械で玉を飛ばすように吹いている事から、このような模様が出来上がります。よって、タイル吹きという呼び方以外には、玉吹きとか、昔の言い方だとボンタイルという人もいます。この仕上げは、硬質という硬いタイプの物もあれば、触ったら弾力のある弾性タイプの物があります。玉吹きで下地を作り、最後は仕上げ材(トップコート)を塗る事で、左のような壁面が出来上がります。また、左より玉を詰めたり、小粒の玉にしたり、大玉にしたりと自由にでき、機械吹きですので、手塗りで行うマスチックローラー工法よりも、厚膜の下地を作る事が可能です。

タイル吹き押さえ(ヘッドカット)仕上げ
009上記のタイル吹き仕上げに1工程手間を入れた仕上がりです。
下地調整材であるタイルベースを玉吹きして、それが半乾き状態のうちに、プラスチックローラーで模様を潰していくと、左のような玉が潰れたような壁面が出来上がります。その他はタイル吹き同様に、液体状の仕上げ材を塗っていくと、左のように仕上がります。

マスチックローラー仕上げ(手塗り厚付け)
011手塗りの施工方法です。ヘチマのような形状の気泡ローラー(マスチックローラー)に、下地調整材(フィラー)を粘性の高い状態で含ませ、ローラーを転がしていくと、左のような凹凸が揃った壁面が出来上がります。そして、仕上げ材には、タイル吹き等と同じように、様々な樹脂の選択が可能でそれを塗っていくと、左の壁面の完成となります。手塗りで仕上げと言えば、このようなマスチックローラー工法の仕上げのみとなります。

※ここでは、下地調整材と仕上げ材(トップコート)を工程ごとに仕上げていく複層型の説明をしましたが、中には単層型と言いまして、下地調整材とトップコートの両方機能を備えた単層弾性塗料という物もあります。ただ、お勧めはしていません。

コテや専用ローラーを使って見せる意匠性仕上げ

コテ仕上げ
DSCN2270左のような塗装はスタッコ系の材料が主で、それをコテや、専用のローラーを使用する事で、様々な見せ方ができる仕上げです。塗り替えで行うよりも、新築時に施工されている事がほとんどです。また、いざこの仕上げの上から塗り替えるなら、再びこのような施工をすることはほぼ無く、この上から塗料を塗るだけの施工が一般的と言えます。スタッコ吹き仕上げのように、大味な仕上げですので、この上からの塗り替えで、いかなる塗装仕上げを行っても、それだけでは元のコテ仕上げ痕が勝ってしまうので、それを消すなら、セメントフィラーで平滑に近づけるような下地処理工程を入れる必要があります。

主にサイディング外壁に多い仕上げについて

塗料を塗るだけの仕上げ
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仕上げと言うより、塗料を塗るという施工です。サイディング外壁であれば、基本的には塗料を塗るだけの施工が一般的ですが、こういった着色だけの施工でも、基本は全て3回塗りとなります。下塗りにシーラーもしくは専用のフィラーを塗り、仕上げ材に、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素等の塗料を選択し、それを2回塗りとなります。サイディングの場合は元から下地が整っているので、色を塗るだけの施工で基本的には十分となりますが、中には、新築時のサイディング壁にリシンが吹いてあったり、スキン吹き仕上げをすでに行ってある建物などを見かけます。これは壁は重くなるし、シーリングにも不可は掛かるし、次の塗り替えも困難になるというデメリットが出てきますので、その上から塗り替えの際には、お客様の希望により、上記で説明してきたような塗装仕上げを行う事もありますが、基本的にサイディングの場合は、塗料を塗るだけの施工がベストと言えます。
因みに、モルタル壁や、コンクリート壁でも、こういった色を塗るだけの仕上げを行う事もあります。ただ、それは下地が整っている壁を前提とした場合に行うのが一般的です。

多彩模様仕上げ1について
サイディング外壁や、内装の壁面に行う事が多い仕上げに、多彩模様仕上げがあります。手塗りでも可能な材料もございますが、基本的に吹付工法で行う方が仕上がりがきれいと言われています。一色で塗った壁面とは違い、何種類かの模様が細かく散ったような塗装仕上げとなります。最初に壁のベースとなる色を着色し、その上に模様を吹付けていくと、左のような仕上がりが完成します。現在は、各塗料メーカーで色んな多彩模様塗料がありますので、仕上がりの特徴も様々です。もちろん、ケースは少ないが、モルタル壁やコンクリート壁でも行えます。

多彩模様仕上げ2について
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こちらは、サイディング壁限定で、しかも窯業系のデザインサイディングに使用可能な多彩模様仕上げです。詳しくは、WB多彩模様仕上のページをご覧下さい。

 

 

クリヤー仕上げについて
クリヤー仕上げは、スキン仕上げの上に塗ったり、サイディング壁に塗ったりと、様々な場面で使用可能です。最近では、石材調の重厚なサイディングに、塗装で塗り潰すより、クリヤーを塗る事は多い話です。また、窯業系サイディングでクリヤーをお考えの方は、新築時もしくは、築後4~8年以内には施工をお勧めします。