塗装工事の流れ

1.足場仮設

1.足場仮設

まずは足場を組み、飛散防止シートを張ります。一般住宅の場合、基本は1日で組み立て可能です。
足場の種類は、クサビ型というハンマーで打ち込むタイプの足場か、従来型の部材を一つ一つ固定する単管棚板足場のどちらかで仮設を行います。

2.高圧水洗浄

2.高圧水洗浄

基本的な流れでは、まず高圧水洗浄を行っていきます。場合により、高圧洗浄よりも先に別作業を行う場合もございます。
150気圧という高い圧力で洗浄していきます。洗浄は、脆弱な塗膜の除去を行う作業で、密着性の向上につながります。

3.下地処理(亀裂補修・シーリング工事等)

3.下地処理(亀裂補修・シーリング工事等)

下地処理とは、外壁や屋根の塗装前に補修等を行う工程です。亀裂補修や欠損補修、シーリング打ち替え工事等、が主な作業内容になりますが、場合により壁を落として左官工事や、エポキシ樹脂を注入といった大掛かりな下地処理が必要になるケースもございます。

モルタル・コンクリート・サイディング・ALC(軽量気泡コンクリート)といった外壁の違いで、下地処理方法は大きく違ってきます。

4.付帯部位の下処理

4.付帯部位の下処理

外壁や屋根だけでなく、雨樋や鉄板部、庇や木部といった付帯部位も塗装も行うので、この段階では、付帯部位の下塗りの段階まで終わらせておきます。付帯部位には、目あらしやケレンを行い、錆止めや、プライマーを塗ったり、といった作業が中心となります。

  • 付帯部位の仕上げ塗りは、外壁塗装後に仕上げていきます。

5.養生

5.養生

塗装工事で実は物凄く重要なのは養生です。塗装しない部位をビニールで覆う作業になります。主に、窓・雨樋・庇・破風板・ベランダ床面・下屋根・基礎・土間といった部位は必ず養生が必要になる部位です。
また、塗装しない部位を覆うだけでは無く、塗装中もしくは、塗装後に雨が降って、壁の塗布面に影響を与えるかもしれない時には、雨養生と言いまして、雨樋から足場までビニールを伸ばし、傘の役目となる養生を行う時もあります。

養生は、手塗りで全て終わらせる場合と、吹付を使用する場合で、養生を行う手間は大きく違い、吹付時の養生は手塗り以上に細かく、大掛かりな養生が必要になります。

6.外壁・屋根塗装

6.外壁・屋根塗装

いよいよ外壁・屋根の塗装に着手していきます。外壁塗装・屋根塗装の塗り替えでは、3回塗りは絶対必要条件の塗り回数になります。

素地に応じて、塗り回数が増えたり、パターン(模様)を付けたりと、塗装方法は様々です。ペンキ(色)を塗るだけが塗り替えではございません。

                            

7.付帯の仕上げ塗り

7.付帯の仕上げ塗り

外壁・屋根面の塗装が完了しますと、付帯部位の仕上げ塗りを行っていきます。
付帯部位の仕上げ塗りは、外壁塗装前に行うと養生がくっついてしまうので、どうしても後工事になってしまいます。

8.養生撤去・清掃・再度外壁の見直し

8.養生撤去・清掃・再度外壁の見直し

養生を撤去していくと、塗布面のラインの見直しや、付帯部位を塗装したペンキが外壁に付着していないかの見直し等を行います。
当店では何度も見直しを行いますので、この工程も重要だと考えています。

9.足場撤去・清掃

9.足場撤去・清掃

足場を撤去していき、最後に庭廻りの清掃を行えば、工事完了となります。
足場仮設に際し、ポリカーボネートなどの取り外しを行った場合は、一番最後に取り付けを行っていきます。

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