外壁塗装・屋根塗装の豆知識

一括見積サイトとの違い

インターネットで「外壁塗装 見積」などのワードで検索すると、一度に数社から見積が取れる一括見積サイトがございますが、そういうサイトで一括で見積してもらうのと、塗装店に直接見積依頼する事の違いについての解説ページです。

  • ねえねえ、代表~。一度で複数見積が取れる一括見積サイトって物があるんだけど、これって便利良さそうだね~。

  • 便利かもしれないけど、塗装店に直接問い合わせて見積してもらった方が、塗装店側にとっても、お客であるケンちゃん側にとっても、賢い買い物になると思うよ。

  • ええ~。なんで~?一度で3社も取れれば便利良いじゃん。

  • 確かに便利なだけなら、それもいいかもしれないけどね。でも結局ね、一括見積サイトを利用したら、一括見積サイトを運営している側のマージンなどが発生してるんだよ。

  • ええ~。でも、このサイト見たら無料で利用できるようになってるよ。

  • ケンちゃんはこういうサイト運営側からすれば、最高のお客さんだな~。

    要は見せ方の問題だよ。そのサイトを通じて見積したら、その塗装工事費用には、サイト運営側のマージンや紹介料というものを含んだ上での見積になってるんだよ。

  • ガビーン( ゚Д゚)(驚)~~~!!!

  • つまり、お客さんがサイトを通じて施工するなら、そのサイトに登録している塗装店が、契約費用の10%とか15%を支払うわけなんだ。

    それプラス紹介料が発生するパターンもあったり、月に定額で支払い続けるタイプだったり、色んなケースはあるけど、その費用は結局、お客様から負担頂く事に他ならないわけなんだよ。

  • なるほど~。という事は、中間業者(ブローカー)みたいな感じだね。

  • そういう事なんだよ。要は、インターネットと言うサービスを通じる事で可能となる、物凄く巨大な中間業者なんだよ。

    塗装店側からすれば、3社とか見積で競わされる上に、契約が決まればマージンは払わなければいけないし、でも見積が高すぎても安すぎても取れないという板挟みになるわけなんだ。

    それで、純粋に仕事ができるの?と私は疑問に思うんだ。

  • ふむふむ。分かり易いよ。

  • 下請けになるとは分かっていても、例えば地域密着の設計事務所があり、そこの下請けの塗装店に依頼する形になるなら、もし施工でお客様が気になる事があっても、設計事務所にも塗装店にも責任を追求できると思うけど、こういう一括見積サイトの場合は、紹介だけして競わせたあげく、後は「塗装店側が責任をもって施工して下さい」という形なので、丸投げなんだ。

    だけど施工後にお客様からアンケートだけは取り、食べログみたいに名指しで塗装店は評価されるわけで、サイト運営側は痛くも痒くもない上に、高みの見物で、でも頂くものは頂くみたいになるから、私はそんな塗装のとの字も知らないサイト側に、良いように利用されたくないと思うんだよ。

  • 確かに、それは最もだね。

  •  私がホームページを作成した理由は、直営店として、「お客様にできる限り無駄な費用を落として欲しくない」という思いと、「自社も可能な限り質の高い仕事を提供していきたい」という思いからであり、一括見積サイトに登録して、下請けの仕事中心の塗装店に逆戻りするようでは、それは本末転倒だと考えています。

一括見積サイトは便利だけど、直接、塗装店に依頼するのとは違う。

また、基本的な一括見積サイトは、最初から数社を競わせる前提である上に、その見積には、中間マージンも含まれるので、塗装業者の見積は安さをアピールしつつも、元請け(一括見積サイト側)に支払う利益と、自社の利益が必要になるので、工事全体の費用は、圧迫されがちになる。

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