塗装の目的・時期

クリヤー塗装について

クリヤー塗装とは、透明な塗料を塗布し保護する塗装です。
クリヤー塗装を行うケースにも色々ありまして、例えば飲食店のカウンターを塗装し終わった後に行う内装用のクリヤーであったり、外壁に石材調塗装を行った後に塗布するクリヤーであったりと、様々がございますが、ここではサイディング外壁を保護する為のクリヤー仕上げについてのご紹介していきます。

窯業系サイディング

サイディング外壁は、写真の様に数色が混ざったデザイン性の高い外壁が多いですが、これを塗り替えると基本的には色は一色の外壁に生まれ変わります。
「現在の外壁が気に入っている」と思ってらっしゃる方は多く、それゆえ塗り替えを躊躇されているケースも多い話であります。

そんな方には、既存をそのまま保護できるクリヤー塗装が非常にお勧めと言えます。
また、クリヤー塗装は早めに検討されるのがお勧めです。

塗膜の表層割れ

※胴差上の外壁が意外と傷んでいたケース

クリヤー塗装は既存が傷んでだら、傷んだままの状態で保護する事になるので、できれば傷みが見られる前に施工がお勧めで、理想的には築後8年以内にはご検討される方が良いと思います。

近年のサイディングは非常に持ちが良くなっていますので、10数年経過してクリヤーを施工したケースが当店でも多いのですが、その場合、いざ足場を組んでみたら意外と写真の様に外壁に傷みが多い事があるので、クリヤーを検討されている方は、目の近い外壁状態だけで判断されるより、10年経つ前にはご相談されるのが良いかと思います。

所々サイディングが欠けて色が違う

もし状態が良い外壁でも、一部が明らかに欠けて目立つような部分がある場合は、それが1か所、2か所という程度なら、部分的な色合わせはできなくはないですが、その際、ペンキで色合わせをするので、艶や色は完全に合わないですし、仮に上手く補修できても、クリヤーを掛けると、そこだけ質感の違いで目立つようになるだけですので、明らかに見過ごせない箇所以外は、触らないに限ります。

外壁はどうしても経年劣化の工程で、日当たり面と、日陰面で、劣化進行が違い、面で外壁色も細かく微妙に違うわけで、それら全てで細かな色合わせをするというのなら、膨大な時間も掛かるし、何をしてるか分からないというのが、現場的な本音の声です。

高圧水洗浄

もしも、外壁のサイディングが部分的に剥がれている箇所が、目の近い面だけでも数か所も見つかるなら、高圧洗浄を行えば、よりそういう箇所が出てくる可能性はあるわけですので、そういう兆候があれば、本音は塗り潰しの塗装を選択頂いた方が良いと思います。

一色塗りがどうしてもお好きで無いなら、多彩模様仕上げや、マーブルトーン工法のようにローラーで外壁の凹面と凸面で色分けるような塗装方法もございます。

シーリング部位

基本的な考えは、サイディングは写真の様に目地があり、ある意味そこがサイディングの生命線みたいなものですので、外壁の劣化状況に関わらず、シーリングが傷みだしたら、外壁塗装を検討されるのがお勧めです。

因みに、シーリングの傷みは目地幅により違います。要はシーリングの厚みがある程長持ちはします。ですが左のように一般的なサイディングの目地幅だと、10年前後くらいで傷みが見られる事が多いと言えます。

シーリング色合わせ

話は戻り、クリヤー塗装の場合は、シーリング部分はそのままの色となるので、シーリング材の色も予め合うよう選択を行います。

目地の色が明確ではないタイプは結構色合わせが難しいですが、余程見当違いの色で無い限りそこまで違和感はないです。

シーリング打ち替え工事

よくクリヤーの場合、シーリングの打ち替え工事を先に行うべきか?後に行うべきか?みたいな事が、インターネット情報には取り上げられていたりしますが、先に打とうが、後に打とうが、どちらにも矛盾があるので、どちらが良い?悪い?は無いと当店は考えています。

各塗装店が良しと考えるポイントが何か?の違いで、言い分が違ってくるだけの話です。

水谷ペイント パワーアシストクリヤー3分艶

外壁の養生を行えば、いよいよクリヤーの塗りの工程に入ります。

クリヤーには艶有とか3分艶とかありますけど、艶有だと物凄くテカテカに輝くので、3分艶くらいの方がお勧めです。
また各塗料メーカーでクリヤー塗料は販売されていますので、材料の話はしませんが、いずれにも言える事は、基本はクリヤーは2回塗りだけですので、普通にペンキを塗る仕事より、工程は少ないわけです。
ですが、クリヤーは基本的に材料代が高いので、極端に施工費が安くはならないと言えます。

含みの良いローラー

クリヤー塗装は色々試した結果、当店ではこのローラーで施工するのが一番毛抜けも少なく、しっかり塗布できると考えています。
クリヤーは、着色塗装とは違い、透明なので塗っている部分とそうでない所の差が非常に分かりにくいうえに、後でタッチアップ補修すればいいという物ではありません。そんな事をしていたら、それこそ艶がまばらになります。

よって、一工程一工程が一発勝負のつもりで施工します。

ローラー塗り(1)
ローラー塗り(2)

この手のサイディングは横目地があるので、縦に塗り広げて、横にローラーを通してという感じで塗っていきます。
このようなローラーの運びは大して問題では無いのですが、それよりもしっかり塗布する事が本当に大事です。

どうしてもローラー施工の場合、一番最初にローラーを置いたところが一番塗布量が多く、そこから塗り広げていくわけで、だから塗布量は人の手次第なわけです。よく着色塗装なら、ローラーが塗れなくなるまで塗り広げる職人が多いですが、そんな状態で塗った部分は塗膜がめちゃ薄いわけです。

そういう仕事が身についている人が、クリヤーを塗ったら、透明だからより薄いと当店は考えます。
だから、含みのローラーで、かつたっぷり遠慮なく塗布するのが常識と考えて施工しています。

次の日クリヤー2回目を塗装

次の日、2回目のクリヤー塗装時です。

着色塗装仕上げなら乾燥時間が早いので、一般住宅を職人2人で施工するなら、1日に2回塗れる時間もありますが、クリヤーに限っては、確実に1日1工程の方が良いです。
着色仕上げなら2回塗っても気に入らなかったら、3回目を塗ればいいかもしれませんが、クリヤーはそうではなく、艶ボケしたら、直せないので、艶の確認の意味も含め1日1工程を厳守するに限ります。

クリヤー艶有の場合

因みに、「クリヤーを塗装すると外壁はどんな感じになるの?」と聞かれる事がありますが、基本的に壁に水を掛けて濡れ色になった状態が、クリヤー塗装後の仕上がりのイメージと思って下さい。
この写真はクリヤー塗布直後の状態ですが、艶有りを選択されると、このような超テカテカの壁面に仕上がります。3分艶の場合は、これが乾燥後に写真の3割くらいの艶感に落ち着いてきます。

3分艶クリヤー施工実績 パターン1

正面は着色3分艶塗装、デザイン部分は3分艶クリヤー

3分艶クリヤー施工実績 パターン1

この現場はグレー色部分は、3分艶塗料(RSシルバーマットSi)で着色塗装仕上げを行いましたが、それ以外のデザイン性が高いサイディング面は3分艶クリヤーで仕上げました。

  • 3分艶クリヤー後の仕上がり

    3分艶クリヤー塗装後の壁です。雨樋等は、艶有り塗料で施工しています。

  • 3分艶クリヤー後の仕上がり

    日が当たる時に見れば、3分艶でも写真くらいの艶感はあります。

3分艶クリヤー施工実績 パターン2

上は3分艶のペンキ仕上げ、下は3分艶クリヤー

3分艶クリヤー施工実績 パターン2

上側は3分艶の着色塗料(ナノコンポジットW)で仕上げ、下側は3分艶クリヤーにて施工しました。

  • 塗り替え前

    塗装前(ビフォー)の状態

  • 塗り替え後

    塗装後(アフター)の状態

3分艶クリヤー施工実績 パターン3

タイル調の窯業系サイディングに3分艶クリヤー塗装後
タイル調の窯業系サイディングに3分艶クリヤー塗装後

凹凸が深いレンガ調のサイディングにクリヤー施工を行いました。高級感のあるサイディングでしたので、見積時から塗り潰し塗装は違うよな~と感じました(^_^;)

3分艶クリヤー施工実績 パターン4

3分艶クリヤー仕上げ・雨樋は既存に近い色
3分艶クリヤー仕上げ・雨樋は既存に近い色

非常に外壁の状態が良かったのもありますが、なるべく既存のままが良いとお考えられでしたので、外壁は3分艶クリヤーで施工し、雨樋も元の色味に近い色で塗装しました。

3分艶クリヤー施工実績 パターン5

窯業系サイディングに3分艶クリヤー塗装後
窯業系サイディングに3分艶クリヤー塗装後

色味が2色のサイディングですので、このタイプなら着色塗装で外壁の凸と凹で塗り分けてもいい感じになりそうですが、この度は3分艶クリヤーをご希望されました。

クリヤー塗装での注意点

クリヤー塗装は、既存の傷みが激しくない場合にはお勧めの施工ですが、どんな外壁でも施工できるわけではありませんので、そこら辺は業者に判断してもらう必要性があります。
着色塗装は可能でも、クリヤーは密着させる事ができないケースもございます。

平井塗装が選ばれる理由

  • 安心適正価格

    安心適正価格

    常識と考える塗装セオリーが必ずあり、それを曲げずに施工する上で、できる限りお求め易く提案させて頂いています。

  • 1967年創業地域密着

    1967年創業地域密着

    長年、地域密着で仕事をしていけるのは、自社の見積が価格・内容共に適正と認めてもらえている事の証だと考えております。

  • 強味は仕事の中身

    強味は仕事の中身

    華やかさやパフォーマンス面が決して得意な塗装店ではございません。あくまでも大事なのは仕事内容と考えており、そこには自信を持って活動しています。

  • 迅速対応

    迅速対応

    代表自身が、現地調査、見積提出、ご相談に乗らせて頂きます。お問合せ先の電話番号も代表に直接繋がるようにしています。

  • 直営施工ほぼ100%

    直営施工ほぼ100%

    長年、建築業者から頂く下請けの仕事中心で経営してきました。現在は下請けに頼らず、ほぼ 100%の仕事がお客様からの直接の仕事で経営できています。

  • 対応範囲の幅広さ

    対応範囲の幅広さ

    当店では、一般住宅の塗装が多いですが、店舗やアパート、4〜5 階程の小規模ビルの塗装工事も可能です。

  • 保証書発行

    保証書発行

    施工後に絶対に問題が起きない可能性はゼロとはいえず、多様化する建物・塗装に対応する塗り替えを考えて行っておりますが、その万が一の為に、保証書は発行致します。

ページトップ