外壁・屋根塗装工事の塗装にまつわる情報

石材調(スキン)塗装の目地工法

石材調(スキン)塗装の一段目地工法の上に、同じ工法で再塗装

20年経過した一段目地工法による、スキンタイル仕上げ一段目地というのは、画像のように目地をあえて残して、石材調塗装で仕上げる工法です。

石材調塗装仕上げ(別名:スキン塗装)とは、本物の大理石を外壁に吹き付ける塗装仕上げです。液体状の塗料を塗るのとは明らかに違う塗装仕上げですが、こういう仕上げも塗装屋は行います。
ここでは、その石材調塗装でも、さらにワンランク上の手間を加えた、一段目地工法の下地でして、さらに再び石材調塗装の一段目地工法を行う内容のページになります。
こういう施工は、昔は銀行や、マンションのエントランス、モルタル住宅の一部に行う事が多かったですが、近年は非常に減って需要が皆無です。手間が物凄く掛かるので、費用も掛かる塗装ですが、やはり重厚感が違います。
今回の記録は、当店の自宅だから行いましたが、面積の割に時間が掛かる仕事ですので、塗装屋としては躊躇する施工です。

塗り替え前の全体像
(2階と3階のベランダの腰壁が一段目地の石材調)

石材調一段目地の再塗装後

塗り替え後の全体像 
(2階と3階のベランダ腰壁に一段目地の石材調を再仕上げ後)
たったこれだけの面積でも、石材調を吹くまでの作業手間が物凄く面倒なので、本当に大変です。

塗り替え前のアップ画像
新築時ですと下地は、フラットなモルタル左官仕上げの壁面の上に行うわけです。自宅なので、うちの父が、正面は良い感じにしたいと考え、わざわざ一段目地にしたのだと思います。
ですが、その甲斐もあり、普通にペンキを塗る仕上げよりも、高級感があります。

石材調のアップ画像 塗り替え後

塗り替え後のアップ画像
今回、再び石材調で塗装し直し、生まれ変わった外壁です。「自宅にお金掛けてもなぁ」とは思いましたが、やはりやって正解だったと思います。
その代わり、再塗装もめちゃくちゃ面倒なので、手間代をそれなりに頂かないとできない仕事であります。

施工について

まず、目地材を着色仕上げしていきます。
石材調塗装で有名な塗料メーカーは、菊水化学と山本窯業化工という会社があり、どちらもお勧めメーカーです。
今回は、山本窯業化工の材料を使用したので、同メーカーの目地材を使用。

目地材塗り後

目地材を刷毛で塗っていきます。

次に目地の養生と飛散防止のためのビニール養生を行います。目地の養生がめちゃくちゃ時間が掛かります。
再塗装ですので、目地養生にさらに工夫が必要でした。
企業秘密ですので、そこまでの情報は控えます。

グッセラGキャスト

山本窯業化工のグッセラGキャストというシリコン配合の石材調塗料を用意しました。スキンタイル系の材料です。
スキンタイルは、一般的なスキン塗料よりも、より厚みが付けられるので、玉状模様に吹ける材料です。

まず、1回目は液体状のバインダーを吹きます。
石材調は、まともに2回吹いたら重くなるし、相当厚みが無いと透けるので、1回目はバインダーがお勧めです。
塗り替えだと、さらに重くなる事も考えてです。

石材調試し吹き

次に仕上げ材(グッセラGキャスト)を吹いていきます。吹く前に、試し吹きをしている所です。
この工程は石を吹くので、物凄く飛散してしまいます。
手塗り志向の職人に多い、エコでせこい養生では問題外です。

実際に吹いている写真を撮り忘れてしまいました。吹き付け直後の状態です。
グッセラGキャストの場合は、この上にクリヤー塗装は不要との事なので、これで塗装は完了です。

養生撤去後

養生を剥がした、石材調の仕上がり後です。
前回よりも、薄い色を選択してしまいましたが、立体感があり、良い感じです。この部分もペンキ仕上げだったら面白くない仕上がりだっただろうと思います。

足場撤去後 完成
石で覆われる為、艶は無い仕上げです。

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