施工日記

広での塗り替え工事

2021年08月30日

サイディングの塗り替え(外壁・軒天が同色の場合)

  • 上下色分けと屋根塗装を含む塗り替えをご依頼頂きました。
    軒天と外壁を同色で施工させて頂きました。

  • サイディング外壁の場合、写真の軒天部分(白色面)はサイディングでは無く、ケイカル板なので色が違うのは必然的です。塗り替え時も、基本的には艶消しの防カビ塗料を2回塗るのが定番ですが、軒天を外壁と同色で塗る事も可能です。

  • そうなるとこのような感じに仕上がります。モルタル外壁の塗り替えでは、あえて軒天と外壁を分けないので、それと同じような感じで、特に違和感はないです。その代わり、このケースは軒天も3回塗りになります。

  • サイディングの場合、軒天と壁面の間にシーリングが打たれており、塗り替えでも新たにシーリングを打つのですが、外壁と軒天が同色なら、そこのシーリングの通り(ライン)をあえて気にする必要は無くなるので、施工自体はかなり楽にはなります。但し、塗り回数と外壁塗料の使用量が多くなるので、値段的な差がどうか?ケースバイケースではあります。

  • サイディングの下地処理はシーリング工事となるので、モルタル外壁の場合の下地処理よりも費用は圧倒的に高くなりがちです。壁目地や窓廻り、軒天と壁面の取合いだけではなく、写真のように胴差の上にもシーリングが必要です。もっといえば、破風板と軒天の間にも自社でシーリング打ちを行っていますので、そういう手間が費用を上げる要因になります。

サイディングの塗り替え(薄い色で1色だと建物が大きく見える例)

  • (塗り替え前)
    サイディングで色が何色もある建物でした。

  • (塗り替え後)
    シンプルに統一感を重視されました。
    濃い色は締まるイメージですが、薄い色は開けるイメージなので大きく見えるという効果が色にはあります。服装でも同じですよね(^▽^;)

  • 屋根には、日本特殊塗料のパラサーモフッ素(弱溶剤2液遮熱フッ素塗料)を使ってみました。外壁はスーパーセランフレックス(ダイフレックス)を使用。

  • 瓦棒は綺麗でしたが、この部分も統一感を出す為に、屋根と同じ色、同じ材料で塗装しました。瓦棒のガルバリウムは状態が良すぎて、同じ塗料を塗っても、屋根より輝いて見えます。当たり前ですが、下地が良いほど艶は引き立ちます。

  • 軒天と外壁を色分けすると、このような感じです。外壁も軒天も同じような白系等なので、同色で塗装しても良かったのですが、外壁は艶有りでシンプルな1色なので、変えました。

モルタル外壁の塗り替え(旧塗膜:リシン仕上げ→塗り替え:マスチックローラー仕上げ)

  • (塗り替え後の状態)

    うちの職人から、友達の家の塗り替えを紹介してもらい、施工させて頂く事になりました。リシンの下地からマスチックローラー仕上げを行い、艶のある仕上がりに生まれ変わりました。

  • 塗り替え前のこういう下地状態から・・・・

  • このようなツルっとした下地に生まれ変わります。
    4回塗り厚付け仕上げ後の外壁です。

  • 今後の塗り替えでは、再び下地の厚付けから行う必要は無いので、色を塗るだけの施工(3回塗り仕上げ)で問題ありません。

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