施工日記

2019年の塗装実績(特徴的な塗装実績)

2019年09月05日

2019年の施工実績で、特徴的な部分があった現場の一例

サイディング外壁にカバー工法を行った例

  • (足場仮設時)
    単管棚板足場にて

  • (塗り替え前)

  • (塗り替え後)
    ラジカル制御シリコンにて仕上げました。

  • (塗り替え前)

  • (塗り替え後)

  • (ベランダ腰壁内側 施工前)
    ベランダの手すりの水切の位置がおかしい事から、窯業系サイディングの撥水性も低下し劣化が進んだと考えられます。

  • (カバー工法施工後)
    カバー工法施工後です。材質はガルバリウム素材ですので、水の切れが悪くても、素材に影響が出にくいので、かなり長持ちすると考えられます。

  • (ベランダ腰壁内側 施工前)

  • (カバー工法施工後)

鮮やかなブルー色を使った塗り替え

  • (足場仮設時)

  • (塗り替え前)

  • (塗り替え後)
    マリンブルー色にて屋根を塗装
    このような鮮やかな色は、青色の顔料が多く入っているので、綺麗で良い色ではありますが、淡彩色や、黒に近い濃厚色よりも色褪せ易い特徴がございます。

  • 色の3原色(赤・黄・青)や、それに近い鮮やかな色は全て色褪せ易い傾向にあるので、塗装屋はあまり勧めたがらない色ではあります。こういった色味の場合、基本的に溶剤系の方が、水性よりも色が飛びにくい特徴があるので、この現場では溶剤塗料を選択させて頂きました。

  • 付帯も屋根と同じ材料で塗装。
    また、鮮やかな色や濃厚色ほど、白色顔料から作った塗料ではなくなるので、色褪せ易いだけでなく、塗料の値段も高くなります。

旧塗膜がセメントスタッコの現場

  • (塗り替え前)
    現在では非常に珍しいセメントスタッコが下地の現場でした。

  • (塗り替え後)
    外壁の巣穴が非常に多い外壁なので、艶有では無く、3分艶塗料にて仕上げました。

  • セメントスタッコとは、塗装のスタッコとは別物です。セメントスタッコは硬くて、大きさも全然違うので、普通にローラーで塗るだけで、綺麗になるような物ではありません。

  • 一番凸凹がひどい部分は、このような状態になっていました。もはや、ローラーで塗って隅々まで塗料入りきるレベルでは無い状態です。

  • これだけ離れて見た写真であっても、外壁の模様柄が鮮明に見える程、大柄な模様です。セメントスタッコは、塗装屋ではなく、左官屋が吹付の機械で行っていた仕事で、現在このような事をする事はまずないです。

  • 手を入れて施工するなら、左官屋を入れたりして、下地から作り変えるような事も可能ですが、重要なのは防水面と美観の色ですので、外壁は塗装するだけの仕様にて施工しました。塗料を押し込むように塗るしかなく、通常の外壁よりも物凄く材料費が掛かりました。

築40~50年のハウスメーカーの家を塗り替え(アルミベランダ取り付け・雨樋交換)

  • (足場仮設)
    足場組み立ても自社で行いました。

  • (屋根 塗り替え前)
    長年のコケやあらゆる汚れで、屋根は真っ黒でした。

  • (屋根 洗浄後)
    洗浄したら、真っ白になり模様も削れてしまいました。ですが、昔のカラーベストは、アスベストが入っているので、アスベスト抜きの近年の屋根材よりも割れないし、強いです。

  • (屋根 塗装完了後)
    屋根は当初水性仕様でしたが、吸込みがめちゃくちゃ激しいので、溶剤塗料に変更し、6回は塗って、ようやくここまでの輝きを取り戻せました。

  • (2階の屋根の塗装完了後)

  • (雨樋 取り換える前)
    雨樋は割れていたり老朽化が激しい状態でした。また、雨樋の外側に鉄板のカバーが取り付いていたのですが、曲がっていたり、錆びているので撤去しました。

  • (雨樋 交換後)
    細い雨樋だと美観がおかしくなるので、ファインスケアという太い横樋に交換しました。これで外側のカバーが無くても違和感はないです。

  • (ベランダ交換前)
    鉄のベランダはどうしても錆びるし、狭いので撤去し、交換にしました。

  • (ベランダ組み立て中)
    こういうケースは、現場で組み立てを行います。

  • (ベランダ完成後)
    昔の家は、外部に鉄や木を多用していて、雨ざらしになっている箇所が多いですが、基本的に持たないです。よって、こういうケースはアルミに変えて正解だと思います。

  • (足場撤去前)
    外壁は面で塗り分けを行いました。

  • (塗装完了後)
    外塀の旧塗膜は全て剥がして、塗り替えました(^^♪

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