施工日記

外壁を弱溶剤塗料(油性)で塗り替え

2021年05月08日

近年、水性化が進み、多くの塗装店で外壁には水性塗料が標準的になりつつあると思います。しかも水性だから悪いのではなく、弱溶剤(油性)と耐久力に差が無く、むしろ水性の方が優れた塗料もあったりと、結局は、物次第という事なので、あえて臭いのキツイ弱溶剤系は付帯部位くらいしか使わなくなってきました。この度は、お客様のご要望があって、弱溶剤塗料にて外壁を塗装させて頂きました。

弱溶剤2液シリコン塗料にて施工(下地を生かす塗り替え)

  • 塗り替え後の状態
    写真では分かりにくいですが、物凄く光沢がございます。
    水谷ペイントのパワーシリコンMXにて施工させて頂きました。
    硬質タイル吹き下地の上に、3回塗りの仕様で見積しましたが、ほぼ4回塗りになりました。

  • 耐久力という点では水性と弱溶剤に差はなくなってきましたが、水のはじきとか、美観の綺麗さでは、水性よりも弱溶剤に分があります。

  • 初日の現場到着後に、職人から「ここは、うち(平井塗装)が塗り替えた現場で」と教えてもらい、さらに新築時の施工もそうみたいで、結局、この度で同じ施主様に3回も施工させて頂いた事になります。施主様もそうとは知らず、近所の評判で良いと聞いたのが平井塗装だったようで、この度は直にご依頼頂きました。さらに施工後、別現場のご依頼も頂きました。
    本当に、本当に大変感謝致します(*^_^*)

単層弾性塗料によるマスチックローラー下地を生かす塗り替え

  • 弱溶剤2液シリコン塗料で下地を生かす塗り替えを行いました。
    旧塗膜は、単層弾性塗料によるマスチックローラー仕上げが行われていました。

  • 簡単な現場だと思ってましたが、目地部が異常に硬いので、できる限り目地の硬い部分をカッターで取り除きました。思わぬ事で手間が発生しましたが、仕方がないです(^-^;

  • こういう下地状態でした。
    単層弾性塗料は色々と変な部分がある塗料ですので、可能な限り厚付け的な事はしない方が良いと考えています。

  • 塗り替え後の状態です。
    下地の模様はそのままで、その上からの着色塗装による仕上げになります。

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