施工日記

ほぼ艶が無いのに、カビやコケが付きにくい塗料で施工

2020年11月09日

艶があれば、カビやコケが付きにくいというのは間違いではありませんが、艶があっても外壁にコケは生えたりはするものです。では艶が無ければ、よりコケが生えやすいのでは?と思われるかもしれませんが、最近は艶がほとんど無くても、艶有り塗料に匹敵する低汚染塗料もあったりします。下記は、外壁の塗料に、カビやコケが生えにくい事に特化した材料で、かつ艶がほとんど無い(3分艶)塗料で施工した現場です。

焼山で施工(屋根・外壁塗装・シーリング工事)

  • (塗り替え後)
    屋根は艶有ですが、外壁は3分艶超防藻シリコンにて施工。

  • 3分艶塗料の質感です。水谷ペイントのナノコンポジットWにて施工。

  • 屋根は艶有で施工。屋根も艶無しの施工経験もありますが、屋根は色んな意味であった方がいいような気がします。

呉で施工(モルタル外壁の塗り替え)

  • (足場仮設時)
    敷地の幅が少ないので、単管棚板足場にて仮設。

  • 旧塗膜はスキン塗装でして、この度は、マスチックローラー仕上げの4回塗りで、3分艶超防藻シリコンにて施工。

  • 塗装完了後

郷原で施工(モルタルの上下色分け・屋根は弱溶剤塗料にて)

  • (塗装完了後)
    モルタル外壁で胴差がある為、上下色分けの施工。

  • 外壁にはマスチックローラー仕上げ

  • この建物は、目地が無い建物でしたので、マスチックローラー工法は塗り継ぎができないように、考えて施工しました。

  • 屋根は、スレートだけと非常に薄くあまり見ないタイプでしたので、カバー工法もお勧めしましたが、調べたら塗装しても問題無い屋根との事でした。あまりにも隙間が無いので、タスペーサーを通り付け。

  • 屋根の材料には、日本特殊塗料のリリーフNADシリコンという弱溶剤2液シリコン塗料を使ってみました。

  • 弱溶剤塗料を塗ると、屋根はこのようにテカテカに光り輝きます。
    水性より綺麗に仕上がりますが、時間帯により眩しい時もあります。

  • 外壁は3分艶超防藻シリコンの仕上がりです。

  • (足場解体前)
    塗るなら溶剤の方が良いとお考えられでしたが、艶がピカピカするのはあまりお好きでは無いとの事で、外壁は水性塗料を選択頂きました。

焼山で施工(屋根・外壁塗装・シーリング工事)

  • 足場仮設時

  • 塗装完了後

  • 外壁塗り替え前

  • 外壁塗り替え後(3分艶仕上げ)

  • (塗り替え前の屋根)

  • (塗り替え後の屋根)
    屋根は、水谷ペイントのパワーシリコンマイルドⅡ(弱溶剤2液シリコン)を塗布しました。この材料は素地がツルツルになるので、あまり勾配が厳しい屋根で使用すると滑りそうです。

郷原で施工(ALC外壁の塗り替え)

  • 足場仮設時

  • 高圧水洗浄時
    ALC外壁にスキン塗装を行っている外壁でした。

  • シーリングは打ち替え予定ではありませんでしたが、いざ足場を掛けて見てみると、非常にシーリングが悪い面があり、その面は自主的にシーリング打ち替えを行いました。

  • シーリング撤去

  • 目地にバックアップ材が入っているので、まだシーリングの除去は楽な方でした。

  • シーリングプライマー塗布時。
    予定外の工程ですので、とにかくプライマー塗りと養生を同時進行で作業。

  • 養生を行った所。

  • シーリング打ち

  • シーリング押さえ

  • 打ち替えを行った面

  • カットしたシーリング

  • 結構な重さになりました(^-^;

  • 外壁はマスチックローラー仕上げを含む4回塗り施工にて。

  • 3分艶塗料で施工。手塗りで施工したので、この色分けが非常に大変な部分でした。素地がガタガタですので、ラインが出にくいのです。

  • 施工完了後

防カビ・防藻性が高い3分艶塗料のナノコンポジットWを使用しました。艶が控えめを好むお客様が近年は多いので、需要にマッチしている塗料だと思います。比較的硬めの塗料ではあります。艶が無いという事は、どうしても素地感がツルツルしているというよりも、少しザラザラした質感にはなります。

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